根尖外破折器具除去と歯根端切除の症例|

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根尖外破折器具除去と歯根端切除の症例

根尖外破折器具除去と歯根端切除の症例|

2026年8月11日

30代女性 

この症例は開業初年度17年前の手術症例です。当院は開業当初より歯を残す治療に全力で取り組んできました。これは記憶に強く残る症例でしたのでご紹介いたします。30代女性、治療は終わったが痛みが続くということで来院されました。レントゲン撮影をすると、確かに根管治療は完了していますが、歯の根の先からは材料や破折ファイルが飛び出しており、根尖病変を作っている状態でした。治療の跡から推察してこの治療ではかなり頑張って何とかしようとしたのだなということが分かりました、尚且つ歯の内部からこの破折器具を取り除き、病変を治すのは難しいと診断し手術で対応しました。歯の根元の歯肉を切り開き、破折ファイルおよび化膿した不良組織、そして歯の根の先は破壊されており感染が進んでいたため歯の根の先をわずかに切断(歯根端切除)を行いました。根管治療のみ行って歯を被せないでいると後に新たな感染(歯冠側漏洩)や歯根破折が起こりますので修復し、その後6か月後の経過観察時には根尖部が綺麗に治っていて症状もなくなり、大変喜ばれたことが記憶に深く残っています。その後お引越しをされて経過は追えていませんが今も無事であることを祈っています。

ちなみに手術は患者様の気持ちを考えると積極的には行いません、なるべく痛みや侵襲の少ない方法で治療を試みて、どうしても必要な場合に、それを同意していただけた時のみ行います。ご安心ください。

リスク 将来の歯根破折、新たな二次う蝕、歯周病の管理が必要です。

費用 当院は手術は当時も現在も基本的に保険治療の範囲でのみ行っています。

大阪府豊中市長興寺北3-1-12 歯科すやま 日本歯内療法学会専門医 陶山公一

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