メンテナンス・アフターケア
メンテナンス・アフターケア
歯科治療は、治療が終わった時点がゴールではありません。
被せ物や詰め物、歯の根の治療、かみ合わせの調整も、その後どのように維持されるかによって、結果は大きく変わります。
歯科すやまでは、治療後のアフターケアとメンテナンスを診療の重要な一部として考えています。

当院のメンテナンスは、研鑽を積んだ歯科衛生士が主体となって行います。私自身や家族、親族や友人もメンテナンスを受けています。親切や丁寧であることは勿論ですが、優れた手技を持っています。
歯科医師は必要に応じて状態を確認し、問題があれば早期に対応します。
歯周病のコントロールは成人病のコントロールと似ています。
これらを早期に見つけ、大きな治療になる前に対処することがメンテナンスの役割です。

どれほど丁寧に歯磨きをしても、お口の中は常に湿った状態で、500~700種類もの細菌が1000億個、汚れている人はその何倍もいるという調べがあります。
上下の歯には常にかみ合わせの力がかかっています。誰でも一日600回、上下の歯が当たると言われています。また、歯ぎしりのある方は寝ている間にも無意識に大きな負担が歯や顎にかかっています。人によっては体重以上の力がかかることもあるそうです。
歯科すやまでは、
定期的なメンテナンスを
**「歯科人間ドック」**とも捉えています。
痛みが出てから治療するのではなく、
変化を早めに見つけ、
必要最小限の対応で歯を守る。
この積み重ねが、
結果的に歯を長く保つことにつながります。
ただ定期的なクリーニングだけでなく、現在どのような状態であるか、将来のリスクはどうか、そして歯を守るにはどうすればよいか?をご理解いただく時間でもあります。

治療内容やお口の状態、 通院事情に応じて、 適切な間隔と内容をご提案します。
「今までの治療の状態から再治療が必要かどうかを知りたい」
「歯石除去や検診を受けたい」
そのような理由での受診の初診の患者さまは沢山いらっしゃいます。
当院では歓迎しています。保険診療のルールに則って行います。
状態を確認したうえで、
歯周病治療が必要な場合は正直にお伝えし、選択していただきます。
問題がなければ今後メンテナンス中心で対応します。

定期的にメンテナンスに通われている方と、痛くなった時だけ来院される方では、比較するとメンテナンスを受けない方は将来抜歯や再治療が必要になる本数が3倍、かかる医療費は2倍になるという文献があります。
「私の歯は何年持ちますか?」とよく聞かれますし、「もう抜かなければならないかも」と不安を抱えながらも、メンテナンスを続けることで弱い歯を抜かずに長く保たれている方も多くいらっしゃいます。

海外では、「歯が悪くなってから歯科へ行く」のではなく、悪くならないように歯科へ通うという考え方が一般的です。
予防歯科先進国とされるスウェーデンでは、定期的に歯科検診を受けている人が約90%、アメリカでも約80%にのぼるとされています。
一方、日本では、定期的な歯科検診を受けている人は昔とは皆さまの意識も変わってきましたが、まだごく一部にとどまっているのが現状です。
こうした違いは、将来残る歯の本数や、歯科治療にかかる負担の差として表れてきます。
歯科すやまがメンテナンスを重視しているのは、海外の流行を取り入れるためではありません。
歯を長く保つために、理にかなった方法だからです。
また壮大にはなりますが、このことを継続していくことで将来の国民皆健康、医療費の負担軽減にもつながっていくでしょう。
歯科すやまでは、
治療とメンテナンスを切り離して考えていません。
全力を尽くした最善の治療をご提供し、その後患者さまと協力して
できるだけ長く健康なお口の中を安定して保っていただけること。美しい歯でずっと美味しいものを食べていただけるようになることをいつも大切に考えています。