かみ合わせ総合治療
かみ合わせ総合治療

「かみ合わせの治療」と聞くと、歯並びを整える矯正治療を思い浮かべる方も多いかもしれません。
矯正治療は、歯並びや見た目、噛む機能を改善するための確立された有効な治療法のひとつです。

一方で、歯科すやまで行うかみ合わせ治療は、矯正治療とは目的やアプローチが異なります。
当院では、歯を大きく動かすことを前提とせず、現在の歯や被せ物の状態、歯の根、歯周組織、そして噛む力のバランスを総合的に診査したうえでやり直し治療により、歯に無理のかからないかみ合わせを整えていきます。
成人の患者さまにおいて現状の歯並びを極端に変えるのではなく今を元にかみ合わせ機能を最大限改善し、見た目を美しくするといえばご理解いただきやすいかもしれません。
診査診断後必要に応じて、歯を安全な範囲で調整したり、古くなった詰め物や被せ物を、かみ合わせを考慮して見直したりしながら、機能的に安定し、長く使える状態を目指します。
当院のかみ合わせ治療は、見た目の変化以上に、「今ある歯をどう守り、どう使い続けるか」を重視した治療です。
しかし前歯の治療は最大限の審美を考慮します。
当院のかみ合わせ治療の目的は、噛む・話す・飲み込むといった口腔機能を安定した状態で長く保つことです。
そのために、
などを総合的に評価し、機能的に無理のない状態を目指します。


歯周病治療、根管治療、咬合治療を当院で2年かけて全顎治療を行い大きく改善した当時60代女性一例その後10年間現在も健康な口腔内を維持していらっしゃいます。
当院では、歯並びの改善を目的とした矯正治療は行っていません。
矯正治療が必要と判断される場合には、専門医療機関へご紹介しています。
当院では、精密な診断を行ったうえで、基本的に現在の歯並びを大きく変えずに、
といった方法により、機能的なかみ合わせと、可能な範囲での見た目の改善を行います。日常生活の中での長期的な安定性と快適さを重視した治療です。
かみ合わせは、一本の歯だけで成り立つものではありません。
前歯と奥歯、左右、上下の関係、さらに、
など、さまざまな要素が重なり合って成り立っています。
そのため当院では、
を含め、お口全体を一つのシステムとして捉えた総合的な診査・診断を行います。
当院のかみ合わせ治療は、
すべての患者さまに必要なものではありません。
症状や状態によっては、
特別な治療を行わず、
通常の治療で十分な場合も多くあります。
必要性がないと判断した場合には、
無理に治療をおすすめすることはありません。お困りの患者さま、またそうせざるを得ない患者さまのみご説明いたします。
これらは、歯そのものではなく、噛む力のかかり方やバランスが原因となっている場合があります。
次のような方は、当院のかみ合わせ治療が適している可能性があります。

咬み合わせ診断のアプローチ
適正な顎の位置に誘導してどの歯が最初に当たっているのかを探ります。
最初に当たっている歯と患者さまの症状が一致していることが大変多く見られます。

最初に歯が当たった位置から噛み込むとズレていきます。ズレの方向と量から
歯のどの位置が当たっていて調整量はどれくらいかを見極めます。

患者さまの頭の骨格に対する歯並びの傾きや位置関係を咬合器で再現する為の行為です。

咬合器(こうごうき)という器械を活用、患者さまの頭の骨格に対する歯並びの傾きと理想的な顎関節(がくかんせつ)の位置で咬み合った瞬間を再現する模型を製作、お口の中を覗くだけではわからない現状や問題点を正確に把握します。
診査診断の結果、かみ合わせの調整で問題が解決するケースもあれば、古い被せ物や詰め物のやり直しを必要とするケースもあります。
場合によっては抜歯や大きく歯を削る必要があるかもしれません。
矯正治療が必要な場合や骨格的な問題を検討する必要もあります。
歯は1本だけで機能することはなく、上下、左右、前歯、奥歯、そして歯並び(歯列)は顎の関節と連動しています。
きれいな歯並びに見えても良いかみ合わせになっていないケースも多く見られます。
現在どのような状態であるのかを把握し、どうすればよいのかを診断、ご説明いたします。



最終的なゴールは、患者さまとの綿密なコミュニケーションを通じて明確化します。
その上で最適な治療計画を策定し、患者さまに治療内容を理解いただいた上で治療を開始いたします。